名古屋 男前鮓に惚れ込む
出張帰りに寿司を食べるのが定番コース。
チョロチョロ調べて気になったお店に突撃。名古屋の大名古屋ビルヂング(書き間違えではない)の地下にある男前鮓さんへ。
着いてから気づいたけど立ち食い寿司。
でもまぁ立ち食い寿司はそこでコストダウンしてる分、コスパに優れたお店が多い印象だからOK。
入店すると店員さんはお店のロゴマスク、プラ板仕切りと消毒液とコロナ対策は一通り。
さらっと見回すとセットメニューの他に本日のおすすめがあり、中々そそられるラインナップ。これは期待大。
まずは手始めにディナーセットの男前鮓7貫を注文。
まずは中トロ。
狭い店内なので大将の握りがすぐ近くで見られる。
なんとも丁寧に握ること。
お醤油もハケ塗り。
出していただいたらすぐ食べられる。
醤油もつけ具合でお魚の味をスポイルしてしまう事もあるから、ハケ塗りでちょうど良い塩梅にしてくれるあたり職人を感じる。
中トロ、間違いなく旨い。
よくある脂っぽいとか、臭みがあるとか、そういう嫌味は一切感じない。自然と笑みが溢れる。
これこれ。
その後良いタイミングで出てくる。
大将の上手い裁き具合。
とても美味しかったので、追加注文も。
特に心に残ったのは
・馬糞ウニイカ載せ
ウニの甘みといったら。よくある苦い生臭いウニじゃなくてちゃんとした甘〜いウニ。贅沢に載ってる。
7貫の内の一つ。
・天然ブリ(北海道産)
北陸ではなく北海道!秋のブリも脂っこくなく旨いと。
言われるがまま口に運ぶと、ブリの甘みとすっと溶ける脂。あぁ。これがブリだよねぇ。養殖とは違うよねぇ。
・アジ(長崎産)
なんと長崎!北から南までバリエーション豊富!厚切りの身で、青魚特有のさわやかなお味。ほのかな甘味もある。アジは美味しい店と美味しくない店がハッキリ別れる。ここは旨い。
・シャコ
初めて食べた。シャコって!お塩でいただきました。食感は海老特有のプリプリした感じではなく、表現が難しい・・・。筋肉質と言われればそうかも。でも決してパサパサとかではなく。
ほろほろと口の中で崩れるような感じ。
・赤海老
むき身で、プリップリ。んあぁ、赤海老ってこんな旨いんだ。。。海老の旨さを再認識。お任せ7貫のひとつ。・クエ
これも中々珍しい。大将いわく、3日寝かせたとのこと。
中々の歯応えで、しっかりした食感を楽しめる。
白身だけど甘味も微かにある。
美味しい〜。
・黒むつ
少し炙って。白身だよ。白身だけどまぁ〜脂がしっかり載ってて美味しいのなんのって。ノドグロもびっくり。
旨い〜。
目の前の方が大将のようで、ちょこちょこお話もさせていただきました。
お寿司の握り方、整え方が素晴らしく、手捌きも一見の価値があります。
お寿司を出すタイミングやお酒のタイミングまで気配りもお上手。
二言三言交わすとお魚、お寿司への情熱をひたひたと感じられて気持ちが良い。職人です。
日本酒も愛知豊田産の『菊石』の吟醸をもらいましたが、これもまたスッキリとして甘みがあり飲みやすい美味しいお酒。お寿司に合う日本酒も仕入れてらっしゃる。
終始、美味しい、気持ちがいいの連続でした。
しかもこのクオリティで
お任せ7貫
追加6貫
生ビール
日本酒グラス
で5200円也。破格です。
名古屋でこんないいお店があるとは知らなんだ。
妻とも来たいけど、子供が大きくなってからだな〜。
とても良い体験でした!
御馳走様でした。
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